2024.11.20 誰でもアーティストコース③

誰でもアーティストコース、3回目の教室です🎵

デッサンと色鉛筆で、フルーツを描きました(^^)


基本、短時間での制作なので、タイトな中で着地点を見つけ仕上げてくれた印象です。デッサンには知識やテクニックで補える部分がたくさんありますが、描き方、モチーフの捉え方は、描き手それぞれの答えがあっていいと思います。洋梨とリンゴの濃度が一緒だったため、描き分けに最初苦戦していましたが、洋梨を薄く、リンゴを濃くかき分けることで、モチーフが重なっている境界部分もスッキリとして、見やすい絵になりました。ミカン、洋梨など、鉛筆でのテクスチャを工夫して、実物を見て描いたという手応えやリアリティが感じられます。「見ること」は「描くこと」と同じくらい大切なので、よく見るミカンもリンゴも、「目の前のものをよく見る」ことで感じる発見を紙に写せたらと思います。



今回初めての色鉛筆を使った制作でした!自分の手に馴染む道具を自分で選び、持ってきてくれました。最初はリンゴに集中して描き切った後に、奥のミカンと洋梨を描き、お皿まで描き切ることができました。何よりも、描いている本人が、静かだけど終始楽しそうな気持ちが伝わってくるようでした。本当に絵が好きなんだなと思いました♪ 楽しく描く気持ち、絵の中に自分の気持ちを表現できていることなど、画家として大切な持ち味をすでに兼ね備えているので、今の魅力はそのままに、基礎をしっかりと整えることで、作品が今よりもっともっと良くなる選択肢が広がっていきます。どんどん新しい知識やテクニックを吸収していって欲しいと思います!



前回模写した漫画の表紙絵に、色を付けました。良い色鉛筆を持ってきてくれて、小学生じゃなかなか到達し得ないクオリティまで持っていくことができました。クオリティを上げるとは、「今の状態よりももっともっと良くなるんだ!」と信じて、一枚の絵にとことんこだわることです。一枚の絵を納得いくまで仕上げたら、「自分はここまで描けるんだ!」という自信につながります。とても素直で集中力も高く頑張り屋さんなので、教室では、「ここまで描けた!」という基準をこれからもっともっと高めていけると思います!


ご参加ありがとうございました(^^)♪

ひたちなか市造形教室|みなとのみんなのアトリエ

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