2024.10.16 誰でもアーティストコース②

2回目の誰でもアーティストコースを行いました！

この日は、

少しだけ個人の課題に分かれた内容を行いました。

畳の部屋に静かに流れる緊張感、

それぞれが絵とモチーフに向かい合いました。

Wさんの作品

2回目の課題ながらに、1回目から大きく画力が上がった作品でとてもびっくりしました。手前、真ん中、奥の位置に従って、モチーフの強弱が表現されています。雑巾の柔らかさと、立方体と円錐の無機質な素材の違いを意識できているように思います。細かいテクニックは描いていくうちに身につきますが、その人にしか表現できないものは、鉛筆デッサンといえど、最初から備わっています。Wさんならではの魅力も、枚数を重ねているうちにはっきりと見えてきそうです！この先の作品もとても楽しみです！

Sさんの作品

なんでもない円錐、立方体、雑巾の３つのモチーフが、描き手によって絵の中で生きているように見えるような、しっかりとした一枚に仕上がりました。この作品の魅力は、「描ききっている」ということだと思います。つまり、目の前に見えるものを「自分はこう描くんだ！」という強い意志を持ちながら描いているということです。普段の描き方にも迷いがなく、常に自分の目線で表現をしてくれるSさん、デッサンのテクニックは、この先確実に身につきますが、今のこの瞬間、Sさんにしか表現できないことを、徹底的に紙に残していってほしいです。

Tさんの作品

漫画の模写を行いました！自宅でも練習をしてきてくれて、その努力もしっかりと表れています！描くのが早い！＝迷いがない！とても素晴らしいことです。そして、線に力があり、濃い色を濃く表現できています。迷いがないことと線の力は、本人からしたら自然とできていることかもしれませんが、秀でた能力の一つです。このまま、どんどん描いていってほしいです。そして一枚描くごとに少しずつ少しずつ、丁寧さを足していくと、今よりもっともっと上達していきます！

ご参加、どうもありがとうございました(^^)!